UNIT

淘汰。

こんばんは。
本日は番組の内容を変更してをお伝えします、一部の方には興味の無い話かもしれませんので悪しからず・・・笑


今朝は久しぶりにマウンテンバイクで出勤しました、街方面に山自転車で来るのはいつ以来でしょ。






毎日の通勤はコレですね、最近も登場してました。パンクに強い厚めのタイヤを履かせているので決して軽いわけではないのですが、それでもMTBに比べるとスイスイ。MTBしか乗らなかった頃は気にならなかったのになあ、、というか老化なのかなあ笑。
とはいえこの自転車もそもそもはMTBのタイヤを履かせる設計、というか、、ボクは凸凹タイヤを前提の自転車ばかり選んでしまいます。
どちらも前後をつけ難い愛車ではありますが、MTBの方は結構時代遅れになってきました、MTB愛好家じゃない方には訳わからん話だと思うのですが笑。

MTBの流行に、年々疎くなってきました。一昔前のMTBといえば、コンポは9sが長く続きタイヤはず〜っと26インチ、ダウンヒルはフルサスで里山はお好みで、大まかにはそれくらい。
後はハンドルがどうとかブレーキが効くとか、何かしらパーツのマイナーチェンジをするか、個人の欲望でフレーム&フォークも新調するくらいの感覚でした。
それが29インチタイヤの出現を皮切りに、
・カーボンフレームが主流に
・コンポは10s,11sと次々に
・ハブやクランク、細かい新規格が次々に
・そのうち26インチが旧車と呼ばれ笑
・27.5インチが主流に
・と思っていたら29インチの復権も、、
・あれ?他も増えた??、タイヤの規格多すぎない??
付いてこないと置いてくよ〜と言わんばかりの勢い、個人的にはブーストという規格が発表されたあたりから腰が引けました笑。

そして、おそらく今はMTB全てのジャンルでフルサスを選ぶ人が殆どなのだと思います。
新しいものが出てきたり、無くなったり、マイナーチェンジでリバイバルしたり。。
UNITを始めた頃は常に新しい物を試さないと気が済まなかったのですが、、もうどうでもよくなって来ました笑。機材変えても、乗る方は大したことないですし、今の自転車で充分20年前よりも進化してます。
まあ、、29erを乗り続けてたおかげで、取り残され感が少なくて済んでいるというのもありますが。






と言いつつ、細かいところは少し今っぽい笑。
フレームに色々つけるなんて、ちょっと前までは”いやいや、昔話ですか??”って思うところだったのですが、巡り巡って今の気分に。
コレって我々アパレル業界でもよくあることなのですが、他のジャンルでもやはりあるのだなあと。MTBの歴史が50年弱ですので、ちょうど20年で一回りと考えると、2周目ですね。


先日のこと。堀川通を横切るのに、赤信号にゆっくりと自転車を進めると見慣れたゴツい肩を発見。無言で目を合わせて近づくと、「お、KJくん。当店もうすぐ11周年です!」、あ・・そうやったね、「ということで閉店します(ニコ)」、はあ〜??ブログでも何にも言ってないやん!、「3/1に発表(ニコ)」






空井戸サイクルブログ~淘汰。~
ということで、堀川中立売の空井戸サイクルさんが閉店です。おそらく今日あたり、自転車業界がザワザワしてるでしょうね。
店主の雨森氏とは、厳密にいえば彼が2つ前に勤めていた店舗の頃からの付き合い。気づけば二十年以上前、当時GTのiDRIVEというのに乗ってました、懐かしい。。。その頃は殆ど話さなかったのですが、次のお店に何の用事があるともなく訪ね、そのまま今に至るという感じ。何がどうって明確な絆では無いのですが、”お互いの王道が世間のちょいズレかもしれない”という不安感が同じなのかも知れません笑。








その時にほぼ物々交換で譲ってもらった、このシングルスピードMTBの名前が当店の屋号の一因だったりします。若い頃はたまに一緒に乗ったり、食事をしたり、お互いの店の行き来もよくしていました。生活環境も変わり最近は定期連絡くらいでしたが、同じ年度で半年後にボクもUNITをスタートさせたので、腹違いの双子くらいの感覚ではありました笑。
この店に影響された若者、この店に安心感を覚えた大人、沢山いらっしゃるでしょう。めんどくさいサイクリストを一手に引き受けていたお店ですから笑。
今やライフスタイル的自転車の代名詞であるSurlyも、彼がいなければ日本で根付くのにもっと時間を要したことでしょう。ロングテールバイクしかり、ファットバイクも、メッセンジャー〜ピストムーブメントの下支えになっていた存在でもありました。

そんな中、ことMTBに関しては特に独自のスタンスを持ってました。世間のイメージではカルチャー系バイクの第一人者の1人というポジションのような気がしますが、山を自転車で走る・ダートを長距離移動する自転車にこそ主体性を持っていたと、勝手に考えてます。それが彼と空井戸サイクルの根本で、とてもおしとやかに表現してました笑
いつだったか、、ボクを誰かに紹介する時に、「KJくん、自転車好き、、、というよりマウンテンバイク好き。」と言うのをきいて、むしろ”この人ホントMTB大好きなんだろな〜”と思ったことがあります。






この写真、懐かしいなあ〜。

空井戸サイクル閉店告知のブログでは”淘汰”とタイトルが打たれ、彼の潔すぎる感じがプンプン臭ってましたが笑、なんと言うか…失礼を承知で言うと”揺分ける”と言う方がボクにはしっくりきます。
皆、料理する時に裏漉ししたり・フルイにかけたりして、細かかったり純度を上げたりした物を得ようとするのに、世の中の物事はそのフルイの上に大きく残った塊を良しとします。大きなシステム・大きなお店、そんな存在はフルイの下に落ちた細かな粉の成分をまとって出来上がってます。その繊細さをわからずに、大味な塊をモシャモシャ食べて満足するしかないのは、なんだか感性が足りないような気持ちになります。まつりごともモノも人も、後出しジャンケンを認めることが当たり前。先見の明も、少しでも早いと奪われる。

もちろんUNITも微粒子側のお店です、他人事でもありませんし正当化させるような悲鳴を上げるのもカッコ悪い笑。昨今の色んな出来事、フルイにかけた丁寧なモノをしっかり合わせて、凸凹でも塊にしなきゃな〜と思います。

しかしまあ、後悔がいくつか。。
空井戸サイクル代名詞のロングテールとSurlyを一度も手に入れなかったこと、どちらも密かに企んでた他のですが。あとは再塗装して欲しいフレームが2つまだなことも。
でもまあ、、そんなん自分で勝手にやりいなあ〜、と言われておしまいなんでしょうけど笑

4月末までは営業予定だそうなので、京都自転車文化史の一端を体験しておきたい方はそれまでにお出向きください。掘り出し物もあると思います、是非火事場泥棒くらいの勢いで在庫をかっさらってください笑。

商品についてのお問い合わせはこちらまで。
E-mail : unit.kyoto@gmail.com
TEL & FAX : 075-241-2832

営業時間 : 12:00〜20:00
定休日 : 毎週水・第3木曜日(展示会・出張等により臨時休業の場合もございます)

UNIT
京都市中京区二条通河原町東入る樋之口町461-1 ヨシムラビル1F
最寄り駅/京阪本線「三条駅12号階段」徒歩5分・京都市営地下鉄東西線「市役所前駅2番出口」徒歩3分

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